パタヤ駐在員報告

旧正月明けの２月１８日、最も混雑のする季節。
ブラパゴルフ場において日本人のゴルフアー５名が当日キャディーについた女性にハレンチ行為に及んだ。
怒ったキャディーはゴルフ場のマーシャルに電話をして呼びこの行為をした日本人のゴルファーのプレイを中止させゴルフ場より追放した。

この日本人はラッキーであったというのが一般的な見方である。
普通ならば警察をそこに呼びすぐに逮捕といのが通例だからである。
警察沙汰になった場合は罰金やキャディーへの謝罪金などで多額の金銭が必要になるからである。
ゴルフ場の方でもシーズン中ということもあり表沙汰にはしたくなかったのではないだろうか。

それにしても何とも日本人として恥ずかしいことであるか。
大の大人が白昼それもコース内でキャディーに破廉恥行為に及ぶとは。
特に最近、お客の中でキャディーが風俗の女性だと間違っているのかと思わせる話をよく聞く。
どこどこのゴルフ場はキャディーの「お持ち帰り率」Ｎｏ．１だとか、どこどこのキャディー番号何番は美人で持ち帰りができるとか、そういった類の話である。

それを信じてゴルフの予約をする時にキャディーの番号を指名してきたり、かなり遠くの人気のないゴルフ場を指定してきたりとか。
これはバンコックのゴルフ場の一部がゴルフ場を売り物にせずキャディーを売り物にしたことから始まる。
ゴルファーにとって年寄りの日本のようなババアばかりのゴルフ場から来ればタイのゴルフ場のキャディーは若くてセクシーで色っぽく写るであろう。
しかし全てがそうではないことは認識すべきであると思う。
誰もが可愛い若いキャディーが自分に付かないだろうかと胸をときめかせている。それは男だから仕方がない。
キャディーとの相性でキャディーを指名している人だっている。
そのキャディーが若くて美人でもないのに。

キャディーにプレーヤーの好き嫌いを聞いてみた。
まず第一にイギリスの下層階級のプレーヤーは嫌いと言った。
何故ならばすぐに「ファック・ユウ」と口走るからだという。
その次に韓国人のゴルファー、これは口うるさいしパットのラインが違うと怒るからだ。
では日本人はどうかと聞くと優しくてしつこくないから好きと答えた。
これは聞いた私が日本人の為にそういうリップサービスをしてくれたのか分からないが。